見回り
初めて獲物を得た地域に少しずつワナを増やました。獣道が斜面から何本もあり、柔らかい土についた足跡はおそらく猪と鹿だろうと思いました。ただ本を見ると鹿とカモシカは判別が難しいらしいです。カモシカは狩猟禁止獣なので数も多くかなり見かけます。ワナに掛かってしまうケースも頻繁にあるようです。今のところそういったことはありませんが。その他に小動物のものもありましたが、なかなか判別がまだ難しいです。小動物写真足跡をとってウチに帰って調べたところキツネかな?
大昔 一時期 マーフィーの法則というのが流行った時期がありました。色々な本まで出ていました。私も買い込んだ一人です。簡単にいうと失敗の法則集というところでしょうか。一番有名なのが「失敗する可能性があるものは必ず失敗する。」でしたねぇ。今回 思い出したのが「探し物は必ず最後に探したところで見つかる。」です。この場所に仕掛けたワナを回る順序を大体決めていたのですが、今回はなんとなく逆まわりでしました。今日もだめかなと思っていたら最後のところでワナにお客様が来ていました。ワナワイヤーを止めて置いた木のまわりが綺麗に円形に掘り返されその一番低いところにうずくまっていました。泥まみれであまりに同化していて最初は大きさがわかりませんでした。近づくとかなり小さいまだ子供サイズのイノシシでしたが、一丁前にワイヤーいっぱいを使って突進してきました。小さいので取り押さえられるだろうと甘く考え、近づきましたがどうしてどうして暴れまわり、仕方がないのでロープで頭を括り固定してやっと取り押さえることができました。電気止めさし棒は自作したのですが、軽トラに載せるを忘れてしまいました。ナイフで止めさしは、まだ慣れていないので暴れる獣の急所を見つけるのは難しいですねぇ。
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